電線マン

あまりにも空が青かったものですから。

見上げてぱちり。


もうすぐ夏ですね。

エアコン　扇風機　冷蔵庫・・・　

電線マンは繁忙期です。  

晴れた日の空に
のびのびと線を描く電線マン。


鮮やかな青に
黒い線を
しゅーーーーーーっと。


巨匠
デン・セン画伯。  

とある日の夕方。
とある場所の電線。



もうすぐ太陽が沈む空にみとれていたら。

「ん？」


「！？！？！！！」
「えー！うそん！？」



電線の上に人が！
電線の木霊？電霊！

よく見ると、こっちにも


あっちにも。


高所作業も夕めしまえのようで。




あなたには姿が見えますか？

  

春ですね。

突然ですが
わたしは　枝が好きです。

そりゃぁ　もう　たまらなく。

道端や山ですてきな枝を見つけたら　必ずお持ち帰りします。



枝と


電線って似てますね。  

電線マン、久々の登場。


すっかり忘れていた、このブログを、

改めて再開します。

まぁ、マイペースな更新には変わりはないのでしょうが。


電線も好きですが、クレーンも好きです。
色あせ、錆び付いた、工業製品や人工的なものに惹かれます。



電線まんの向こうには、

クレーンの群れ。
そのもっと遠くにある雲。
そしてもっともっと向こうにはグラデーションのかかった空。


ずーっとそこにいる電線まんですが、
毎日見ている風景は違うんだろうなぁ。  

電柱マンと電柱マンは
いつも誰かと電線マンでつながっています。
でも
たまにだれとも手をつないでいない
電柱マンもいます。
そこに一人で
すくっ とたたずんでいます。
地面をしっかり踏みしめて
木になりたいなぁと
思っています。  

陽が沈むほんの数分の間、空はなんとも不思議な色に染まります。
その時間、電線マンは一日で一番至福な時を過ごします。
太陽がその日に残ったエネルギーを電線マンにお裾分けしてくれるからです。
そのごちそうをお腹いっぱい食べて、夜の仕事に備えます。